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きゅーぽけのラルスがとりあえず作ったブログ

civ6序盤検討

 前回の記事で各勝利条件の概要を紹介したが、実際にプレイすると結局なにから始めればわからないという諸兄も多いのではなかろうか。今回は序盤に自分が何を考えながらプレイしているか紹介する。飽くまで自分の認識であり最適解ではないが、各々が自分の最善を見出すためのたたき台としてご笑納いただければ幸いである。

 

1.遊ぶ文明を選ぼう
 civ6は好きな文明を選んで発展し、勝利をめざすゲームである。各文明で異なる特徴を持っているため、まずはどれを使ったら楽しそうかを考えて文明を選ぼう。
初心者にオススメとされるローマのトラヤヌスの文明選択画面を以下に示す。このトラヤヌスを例に、文明の能力の見方を紹介する。


図1.ローマ・トラヤヌスの特性

 文明と指導者ごとの特徴は4つに分けられる。
①指導者固有能力(UA)_トラヤヌスの記念柱
 各指導者は指導者ごとに固有能力を持っている。トラヤヌスは全ての都市に都心建造物を追加するというもので、トラヤヌスが序盤に建てる都市は初めからモニュメントを持っていると認識してよい。モニュメントはコストパフォーマンスがよく強いが、初心者にはそれが実感しづらいという難点があるため、それをオートで作ってくれるところが初心者にオススメとされる所以の一つである。

②文明固有能力(UA)_すべての道はローマへ通じる
 各文明は文明ごとに固有能力を持っている。ローマのそれは都市の交易へのボーナスと道路の自動敷設である。道路があるとユニットの移動をスピーディに行うことができ、戦争にも内政にもメリットが大きい。通常道路を引くには交易商に交易路を引かせるか工兵に道路を作らせるかしないといけないが、それをノーコストで行えるのは破格である。移動力不足によるストレスを軽減できる点でも初心者にオススメである。

③文明固有ユニット(UU)_レギオン
 各文明は固有の戦闘ユニットを持っている。レギオンは剣士の代わりに作れるユニットであり、説明に記載されていないが剣士より戦闘力が高いユニットである。またカストラを作ることができると記載されているが、これは労働力を持っていることを示しており、施設の修理や資源収穫を行うことができる。総じて戦争にも内政にも便利なユニットであり、ローマの強みである。前回の記事で固有ユニットを使えるタイミングで戦争を仕掛けようと記載したが、ローマは序盤でこのレギオンでラッシュして拡張するという明確な勝ち筋が存在するため、自分が強い時に戦争を仕掛ける計画設定の練習ができる文明である。

④文明固有区域(UD)_浴場
 各文明は文明ごとに固有の区域や建造物、改善を持っている。ローマは用水路の代わりに浴場をたてることができ、これで住宅と快適性を補うことができる。都市の発展に重要な要素を補うことができるため、内政への貢献が大きい。

 概ね各固有の特徴を認識できただろうか?文明と指導者のUAはそれぞれ序盤から効果があるため便利、UUが剣士より強い、UDは都市を強化するのに便利程度に認識できていればよいだろう。これらの特徴から、便利なUAを利用して立ち上がり、古典になったら同時代のユニットより強いレギオンでラッシュ、その後浴場を利用して各都市を強化して発展し勝利を目指すという勝ち筋が読み取れる。このように各文明の特徴から勝ち筋をイメージするのが勝利への第一歩であり、醍醐味である。特に固有ユニットを使えるタイミングを確認すると、戦争の仕掛け時がイメージでき、全体の計画が立てやすい。とりあえずトラヤヌスで遊んでみたら、次はwikiなども見ながら他の文明ではどのような勝ち筋があるか考えてみてほしい。

2.マップを選ぼう
 使う文明を決めたら、次はルール設定である。基本はデフォルトでいいが、特徴のある文明を選んだ場合はそれを活かせるマップを選択するとよい。例えば海で強いインドネシアを使うなら群島などの海が多いマップを選び、モンゴルなどの騎馬文明を使う際には陸続きのパンゲアを選ぶなどである。結局プレイヤー自身が気持ちよくなるのが一番大事なため、自分の選んだ能力を腐らせないマップを選ぼう。また、ゲームに慣れたら自分のやりたいゲームに合わせてルールを調整するとよい。難易度は最初は開拓者や族長などの低難易度でルールを覚えるところから始めるとよい。通常難易度で蛮族にボコられても面白くないので、まずは自分が楽しくプレイできる難易度で遊び、ゲームに慣れていくことが最優先だ。

3.最初の都市を立てよう
 ゲームを始めてすぐにやることは開拓者で都市を立てることである。最初の立地は重要ではあるが、ここで悩みすぎでもゲームが進まない。開拓者の初期位置にそのまま都市を立ててしまってもよい。よりよい最初の都市を立てたいときに気にする要素を参考のため以下に示す。
①水があるか
 キーボードで4を押すとマップが赤と緑と灰色に塗り分けられる。この緑のマスが川や湖との隣接により真水が得られる場所であり、ここに都市を立てると住宅が+5される。住宅が不足すると都市の発展が進まない。用水路を建設することで水を得ることもできるが、序盤は水がある場所に建てることを意識しよう。
②地形(平原・丘陵)と資源
 都市の地形によって算出されるリソースが変わる。また資源の上に都市を立てることでその資源を得ることができる。算出が多そうなマスがあればそこに都市を立てよう。また丘陵は産出と戦闘時のボーナスから有利である。
③周辺タイルの産出
 都市を立てるポイントを決めたらそのマスを囲うマスの産出を確認しよう。周りが砂漠やツンドラばかりだと碌な産出がないので、リセットしてしまった方が精神衛生上よいと思う。

4.最初の生産をしよう
 最初の生産はciv6プレイヤーの永遠の課題である。戦闘力が高いユニット程安定志向で、戦闘力がないものほど上振れ狙いと認識している。明確な正解は存在せずケースバイケースではあるが、初心者は蛮族にボコられるのが一番ゲーム体験を悪化させるので、初手は戦士を生産するのがよいと考える。自分は戦士2体で周辺の安全を確保したのちはモニュメントで政策の解禁を早め、その後の立ち上がりに備えることが多い。モニュメントを立てることで軍事ユニットの生産をしやすくなる政策「スパルタ教育」を解禁しやすくなり、防衛にも侵略にも役に立つ。

5.研究の計画を立てよう
 技術と社会のツリーをどう進めればいいだろうか?その場その場で何を選択するかは状況次第だが、技術ツリーについては戦争に関するターニングポイントがいくつか存在するため、自分は固有ユニットから立てた戦争計画を達成できるように、リソース確保との兼ね合いを見ながら研究を選択していくことが多い。近接戦闘ユニットでいえば、戦士→剣士→マスケットのアプグレとその資源の各解禁をなるべく早めに行って資源確保に動くし、遠距離ユニットでいえば、投石兵→弓兵→弩兵の解禁が重要である。また固有ユニットの解禁に必要な技術があればそれを優先して開けている。
 社会制度については政府の解禁が重要な要素なので、政府の更新を早くできるように選択するとよいと考える。またスパルタ教育などの軍事ユニットを生産しやすくする政策を優先して開けること多い。
 総じて、自分がどういう風に勝とうとしているか、そのためには何が必要かをイメージして計画設定し、周囲の状況に合わせそれを適宜修正していくのがこのゲームの醍醐味の一つと考える。こう書いている本人も自分で実践できているとは中々言い難いが…

6.戦士を動かそう
 各文明はスタート時点で戦士を1ユニット持っている。この戦士に都市の周囲を円を描くように探索させ、視界を広げよう。視界を広げることで次の都市の建設候補地を見積もったり、他文明と出会ったり、蛮族を警戒することができる。ポイントは都市から距離を開けすぎないことだ。初期戦士はciv6の序盤で最強の敵である蛮族に対処するために欠かせない駒であるため、この防衛が最優先であるという意識を忘れないようにしよう。欲張って戦士を遠くまで探索させすぎて、何度も文明をボロボロにした自分と同じ轍を踏まないようにしてほしい。

7.まとめ
①文明と指導者ごとの特徴を見て、勝ち筋を楽しく追えそうな文明を選ぼう
②自分の文明に合わせてルールとマップを設定しよう
③最初の都市は初期位置でよいが、拘るなら水と出力を確認しよう
④最初に戦士を作って、蛮族にボコられて悲しくなるのを防ごう
⑤自分のやりたいことに合わせ研究計画を設定し、臨機応変に修正しよう
⑥初期戦士は自分を守れる距離で探索させよう

以上